リーダーシップ研修の中味

リーダーシップがリーダーだけに必要とされる能力ではないということは以前にもご紹介しました。リーダーシップはリーダーやチームのメンバー、経営者、被雇用者みなに有効な能力です。つまり、リーダーシップ研修によって、リーダーシップについて学ぶことは誰にとっても有用なことなのです。

現在そうしたリーダーシップを養うための研修として一般的に企業で行われている研修には、次世代を担う経営予備軍を対象とした研修とプロジェクトリーダー、チームリーダーとして組織を引っ張る若手リーダー候補を対象とした研修が多いようです。

◆経営予備軍のための選抜型研修
トップマネジメントとは事業部長や執行役員など以上のことを一般的に指し、その予備軍には各部の部長や課長クラスが当ります。こうした社内のミドルマネジメントを対象に行われる研修が一つ。こうした研修では、組織の課題をいかに把握し、戦略をどのように立案するのか、など実践的な研修が多いようです。

◆若手リーダー候補の育成型研修
所謂、次の部長、課長候補といわれる若手社員を対象とした研修です。研修内容は組織内でのコミュニケーション、人間力育成が中心です。今までは自分だけを見ていたものが、これからはチーム全体をみていくことを意識させるために行われる研修です。

リーダーシップはこのようにトップマネジメントだけでなく、ミドルマネジメントやチームリーダーになる段階でも必要とされるものです。各種リーダーシップ研修では、リーダーシップに関する考え方方法、手法などについても実践的に養う研修が多くなってきています。

閑話休題~鳩山首相辞任のニュース

鳩山首相が昨日(6/2)辞任を発表しました。『無責任だ!』『こんな突然に・・・』様々な報道がされましたが、一部報道をご紹介しましょう。

『首相、辞任会見開かず』
(東京新聞 TOKYO Web|2010年6月3日配信より引用)
鳩山首相は二日、辞任した際の正式な記者会見を行わないと、秘書官を通じて内閣記者会に通告した。歴代首相が辞任した際には、官邸の記者会見室で辞任の理由などに関する質疑を受けるのが通例で、国民への説明責任を果たしていないとの批判も出そうだ。
-----(以下省略)-----

鳩山首相は昨年夏に圧倒的な人気を背景に日本のリーダーとして総理大臣に就任されました。あれから8ヶ月余り、あまりにも早い辞任となってしまいました。沖縄の普天間問題、政治とカネの問題を辞任理由に挙げていましたが、本当の原因は上記の記事にもみられるように、責任感覚の欠如、リーダーシップの欠如があげられるのではないでしょうか。

鳩山首相は経歴をみても、日頃の言動を報道で見るにしても、育ちがよく理想も高い傑人であることは間違いないでしょう。しかし、一国のリーダーとして国民にビジョンを示し、それを実現するための能力を持ち合わせていなかったと言わざるをえません。

普天間問題についても、ビジネスに携わった経験があればもう少し混乱を避けられたのではないでしょうか。ビジネス心理学や交渉術などを研修してもらえなかったのでしょうか・・・。日本の総理大臣であれば最高のブレーンを集めることも可能であったと思うのですが、何故なんでしょうか。次の総選挙には出馬せず政界引退されるそうですが、是非今からでも遅くないのでコミュニケーションセミナーなどを受講されたらよろしいかと思います。

リーダーシップ研修の必要性

一般に企業におけるリーダーシップ研修とは、部下やメンバーに対しての指導力や統率力、影響力の習得を目指して実施される研修を指します。主として管理職や中堅社員を対象として実施されるのが一般的です。グループで事業を遂行して行く上でリーダーシップを発揮出来る人材は不可欠であり、グループ全員のモチベーションやパフォーマンスにも大きく影響するため、管理職社員には重要な研修のひとつです。

[リーダーシップ研修の主な内容]
◆リーダーシップに関する講義
・リーダーシップの役割
・リーダーシップに必要なもの
・リーダーに必要な能力
(問題発見力、問題解決力、組織管理力etc.)

◆組織運営に関する講義
・部下の指導方法
・部下の褒め方、叱り方
(ロールプレイイングによる実地訓練など)
・心の病の基礎知識

◆コミュニケーションに関する講義
・コミュニケーションについて
・コミュニケーションスキル
NLP資格を持つNLPトレーナーによる研修など)

リーダーシップ研修は事業に責任をもつ中堅マネージャーが受ける研修であるため、中小零細企業では時間と費用の観点から実施されないケースも目立ちます。しかし、リーダーシップ研修が事業に直接関わる内容でないからといって重要でないわけではありません。組織の生産性アップはもとより、企業成長には欠かせない研修だと考えられます。

中小零細企業こそ、積極的に外部のリーダーシップ研修を利用して組織の生産性を上げていくことが将来の企業存続には欠かせないと考えます。

リーダーに求められる資質

組織、チームで共同作業を行う場合、リーダーが必要となります。
ビジネスにおいては、経営者がリーダーとなることが多いですが、企業の中の各部署の長、各プロジェクトのプロジェクトマネージャーもリーダーといえます。
こうしたリーダーに求められる”資質”とはどのようなものでしょうか。

[リーダーの資質]
1.ポジティブな姿勢
2.一貫性
3.目標をメンバーに明示する力
4.エネルギー

積極的な姿勢は、リーダーには欠かせません。言葉が少なくても、少々愛想がなくても、前向きに何事にも取り組む姿勢はメンバーの規範となります。自ら、フォトリーディングビジネス心理学などを積極的に学んでスキルアップに励む姿勢などは、メンバーにも目標となります。優秀な人材には、職人タイプ、マネージャータイプ、リーダータイプの人がいますが、前向きな姿勢は優秀な人材の基本能力といえるでしょう。

グループの先頭にたって引っ張っていくリーダーには一貫性が求められます。言っていることがコロコロ変わる、主義主張に一貫性が無ければ、後に付いて行くメンバーは迷ってしまいます。

仕事においては計画通りに全てが進むわけではないので、チームに目標を明示する能力は、とても大切な能力になります。

最後のエネルギーは、リーダー自身のエネルギーもですが、チームメンバーに設定目標を達成できるようにヤル気をかき立てる能力、その人がいるだけで元気になるようなエネルギーです。

リーダーシップの必要性

リーダーシップとはリーダーだけが備えるべきものではありません。リーダーシップは企業における社員それぞれが備えるべき能力のひとつなのです。リーダーシップ研修においては、リーダーシップの必要性をとくことからはじまり、リーダーシップがどれくらい企業にとって重要なものなのかというポイントを理解することから始まります。

しかし実際のことろ、リーダーシップ研修においてリーダーシップの必要性をわかってはいても深く理解していないケースが目立つようです。研修ではこのような部分の補完を行うという意味合いもあります。

リーダーシップの必要性は、輪ゴムやビニールタイのようなものではないでしょうか?

輪ゴムなどの役割を持ったものがこの世になかったら非常に不便です。数多くの物をまとめるということは、非常に重要なことなのです。実際、従業員は1人1人の存在を見ればかなり小さいでしょう。しかし、束になれば小さな力も大きくすることが出来ます。そのためには、まとめる力というものが必要になります。

有名なことわざに「3本の矢」というものがあります。1本なら簡単に折れる矢も3本ならなかなか折れないというものです。このことわざも3本の矢をうまくまとめられなければ、1本の矢が3つあるということになってしまいます。この矢をまとめるのがいわゆる輪ゴムの役割であり、それを担うのがリーダーでまとめる手法がコミュニケーションなのです。

リーダーシップとコミュニケーションは車の両輪と言えるでしょう。

リーダーシップのスタイル

EQ理論を世間に広めた心理学者のダニエル・ゴールドマンは、「ビジョン型リーダーシップ」、「コーチ型リーダーシップ」、「関係重視型リーダーシップ」、「民主型リーダーシップ」の4つのリーダーシップスタイルを操り、必要に応じて「模範型リーダーシップ」や「強制型リーダーシップ」の良い面を利用することが大事だと説きました。

(1.)ビジョン型リーダーシップ
メンバーに信頼されているリーダーが、ビジョンを示し、メンバーを鼓舞する。
→変革のための新たなビジョンが必要な時、明確な方向性が必要な時

(2.)コーチ型リーダーシップ
リーダーは育成を優先し、メンバーの自覚にもとづいて目標を達成する。
→メンバーの長期的才能を伸ばし、パフォーマンス向上を支援する時

(3.)関係重視型リーダーシップ
リーダーは、メンバーの感情やニーズを優先する。
→亀裂を修復する時、ストレスのかかる状況でモチベーションを高める時、結束を強める時

(4.)民主型リーダーシップ
リーダーはメンバーの考えを聞き、チームワークで目標を達成する。
→賛同やコンセンサスを得たい時、メンバーから貴重な提案を得たい時

(5.)模範型リーダーシップ
リーダーは、高いレベルのパフォーマンスを目指して手本を示し、部下にも同じ事を求める。
→モチベーションも能力も高いチームから、高いレベルの結果を引き出したい時

(6.)強制型リーダーシップ
リーダーは、命令に即座に従うことを要求する。部下に裁量権を与えず、あらゆる状況を厳格に支配する。
→危機的状況が発生した時、問題のあるメンバーに指示する時

リーダーシップ研修の種類

組織のリーダーに求められるリーダーシップ。リーダーシップはマネジメントと比較されることが多いですが、リーダーシップとは「ビジョン」であり、マネジメントとは「ビジョンに向かって進むための管理技術」といえるのではないでしょうか。

ビジョンを示すためには、目標を定めるための「決断力」と周囲にそれを納得させる「人間力」が重要です。リーダーシップとは、それらを含めた総合力が求められるということになります。

しかし、リーダーシップに完成形があるわけではないので、リーダーシップ研修も組織に合わせたプログラムを設定しなければなりません。現在、リーダーシップとして一般的に行われているものは、大別すると以下のようなものに分けられます。

[経営層予備軍のための選抜研修]
経営層とは事業部長クラス以上を指し、その予備軍としては部課長クラスを想定しています。こうした人材に対しては、組織の課題をいかに把握し、戦略をどのように立案するのか、など実践的なプログラムで研修が行われることが多いようです。

[若手リーダー候補のための育成研修]
部課長などのマネージャークラスになることを想定した研修で、主として将来そのような立場に立つことを期待される若手社員が対象となる研修です。組織内でのコミュニケーションを中心とした人間力育成が中心で、選抜のプロセスを兼ねて行われることもあるようです。

上記の二つのリーダーシップ研修は「次世代人材を育成する予備軍づくり」を目的として行われているようです。

そもそも、リーダーシップとは?

企業組織におけるマネジメントとリーダーシップについて考えてみましょう。企業は組織からなり、組織の構成員である社員一人ひとりのモチベーションアップが企業の業績アップには欠かせません。

社員のモチベーションアップには、「社員満足」ということが必要となります。

そのためにはトップマネジメント、つまりリーダーのリーダーシップが大切です。何が彼ら社員のモチベーションにつながるかを知り、実践にうつしていくことで組織力が向上するはずです。会社組織の競争力アップは社員一人ひとりの能力アップが前提となります。

<リーダーシップとは;存在を認める>
部下の存在を無視しないこと。認めて、ほめてあげることです。また組織の中での自分の果たす意義を自覚させることです。相手がどのように思うかを斟酌した上で接する必要があります。

<リーダーシップとは;理想の対象となる>
相手から尊敬されるべく才能や実績、勤務態度を身につけること。難しいことかもしれませんが、社員の理想的な存在となることです。

<リーダーシップとは;同一性>
協調性に欠ける社員とは、対話を通じて自分と相手との同一性を感じさせることが必要です。このことによって組織での協調性を生むことができるようになります。

リーダーシップを発揮するのは、忙しい日常の中では難しいことです。しかし、これらのポイントを心に持って置くことで組織の力を向上させる源にすることができるのではないでしょうか。

研修:リーダーシップ研修を学ぼう!

リーダーシップ研修についてお話しています。
今まで、リーダーに必要なものなどいろいろとお話してきたのですが、今回はその内容をまとめてみることにします。

リーダーシップ研修でNLPを学ぶと、行動影響力や言動影響力やモチベーションアップや積極性、チームとしてのまとめる力というものが身につくと言われています。
しかし、これはただNLPの講座を聞くだけで身に付くというわけではなく、NLPをちゃんと理解して応用することが大切なのです。
知っているということと、実戦で使いこなすということはまた別の問題と言えるかもしれませんよね!

NLPのリーダーシップ研修ではNLPの基本であるラポールという信頼関係の取り方というものを学びます。
これはチームの意欲を引き出すコミュニケーション方法として用いたらているだけでなく、モチベーションを高める手法や人の力を引き出す力というものを身につけるのです。

近年は特に人間関係が原因でストレスを抱えてしまい、結果早期退職をするという社員が後をたちません。
そして、そのような人は転職を繰り返してしまうなど問題を抱えていることが多いのです。
このようなことをなくすためには、何が必要なのでしょうか?

特に、中堅のリーダーの役割というものが重要視されているのです。
部下との信頼関係を築くことで、効果的に部下を動かし指導しチーム全体をまとめることこそがリーダーシップだと思うのです。

このようなリーダーシップはすでに能力として備わっているという人は本当にごく稀です。
それ以外の人はちゃんと研修を受けてリーダーシップを身につけるようにしてほしいと思います。

研修:現代の管理者の改善点

管理者という立場になり、初めてリーダーシップが何か?ということを自覚する人はとても多いかと思います。

そのためにリーダーシップの研修があるのですが、実際管理者としてのあるべき姿というのは、自分がその立場になってみないと正直分からないものです。
ましてや、管理者になる前からその業務について学んだり研修に出席したりする人は多くないでしょう!

しかし、実際は研修に参加してリーダーシップというものを予習しておく必要があります。
同じ会社に長く勤めるのであれば、管理職という立場につく可能性は非常に高いと言えるでしょう!
そのために研修に参加して予習しておくことも損にはなりません。

リーダーシップ研修への参加、管理者という立場にいなければいけないという条件が必要なわけでもありません。
そういった積極性が今の日本のビジネスマンにはとても必要なことなのです!
それと同様に、すでに管理職の立場にいる人も積極性がどうしても欠如気味です。
小さな問題を解決する際も、ことが大きくならないと腰を上げないといったことや、部下に対してイニシアチブを取らないと言ったことや、
ミスや失敗を指摘することはできず、長所や美点をほめることが出来ないといったような積極性の欠如による問題点が、現代の管理者の大きな欠点だと言えるのです。

リーダーシップ研修では、この欠点を改善することを目標の1つとしており、NLPセミナーでも同じようなことを学ぶこともできますが、現在のビジネスモデルが少しずつ個人主義にシフトしているとは言っても、管理職という立場で他者との接点を排除するのは愚の骨頂というものです。

管理者がどうあるべきなのか?といったことをNLPビジネスコンサルティングの研修を受けることで解決することができるでしょうし、その研修を受ける価値は十分にあると思います。
リーダーシップ研修というのは、自分にとってのリーダー像が本当のところとどこまで違うのか?ということを自分なりに考えて認識する機会でもあります。