昨日と今日の違いが分かる柔軟性と観察力

「実は・・・」と言いやすいかどうかが、リーダーシップでは求められます。

リーダーシップ=コミュニケーション能力と言える部分があります。
当然、結果を出すこと、能力・スキル・知識・知恵に対する信頼も大事です。
けれど、それ以上に大切なのはコミュニケーション能力です。

以前に、コミュニケーションとは、あなたそのものと話しました。
チームメンバーが心を開くか、開かないか。
実は・・・と大事なことを話しやすいのか、クレーム直前まで知られないようにするかは、
リーダーの生き方に関係しています。

リーダーがチームメンバーに目を向けているかどうか、興味を持っているかどうかが、
コミュニケーションにおける観察力と感覚の鋭敏さにつながります。

NLPには、キャリブレーションと感覚の鋭敏さという言葉があります。
キャリブレーションとは、観察力のことです。感覚の鋭敏さは柔軟性と気づく能力です。

キャリブレーションと感覚の鋭敏さをたとえるなら、
チームメンバーの昨日と今日の違いに気づけるかどうかです。

昨日と今日の違いは、表情・態度・仕草・目などに出ます。
そこから、リーダーであるあなたが何を考えるかです。
疑問を持って声をかければ答えてくれるでしょう。
そんなリーダーに、チームメンバーはついてきます。

では、キャリブレーションや感覚の鋭敏さはどのように身につけるのでしょうか?
使うのが一番です。ただし、人を観察するには、相手への興味が必要です。

チームメンバーに対して、誰にどうなって欲しいのか?
それを描いているリーダーは、チームメンバーにフォーカスしています。
描いてなければ、自然と自分よりになります。

コミュニケーションはあなたの生き方そのものです。

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