リーダーシップ研修の中味

リーダーシップがリーダーだけに必要とされる能力ではないということは以前にもご紹介しました。リーダーシップはリーダーやチームのメンバー、経営者、被雇用者みなに有効な能力です。つまり、リーダーシップ研修によって、リーダーシップについて学ぶことは誰にとっても有用なことなのです。

現在そうしたリーダーシップを養うための研修として一般的に企業で行われている研修には、次世代を担う経営予備軍を対象とした研修とプロジェクトリーダー、チームリーダーとして組織を引っ張る若手リーダー候補を対象とした研修が多いようです。

◆経営予備軍のための選抜型研修
トップマネジメントとは事業部長や執行役員など以上のことを一般的に指し、その予備軍には各部の部長や課長クラスが当ります。こうした社内のミドルマネジメントを対象に行われる研修が一つ。こうした研修では、組織の課題をいかに把握し、戦略をどのように立案するのか、など実践的な研修が多いようです。

◆若手リーダー候補の育成型研修
所謂、次の部長、課長候補といわれる若手社員を対象とした研修です。研修内容は組織内でのコミュニケーション、人間力育成が中心です。今までは自分だけを見ていたものが、これからはチーム全体をみていくことを意識させるために行われる研修です。

リーダーシップはこのようにトップマネジメントだけでなく、ミドルマネジメントやチームリーダーになる段階でも必要とされるものです。各種リーダーシップ研修では、リーダーシップに関する考え方方法、手法などについても実践的に養う研修が多くなってきています。

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